異議アリ!
例えば、和歌山市滝畑地区の産廃処分場建設の手続き、違法だったのか?
松井一郎当時大阪府知事も、福山敏博当時阪南市長も、違法だから反対の意見書を出したのか?
和歌山市滝畑地区の住民も、違法だから、反対したのか?
違うだろう!
『合法だけれど、異議アリ』なんだよ。
じゃ、泉南の(仮称)信達郷共有林野組合の森林復旧景観事業(採石土量・切土1200万㎥、搬入土砂64万㎥、影響河川の山中川まで2.2km、谷筋最初の山中渓集落まで2. 2km)に、反対だと言っている阪南市議はたくさんいるけど、違法だから反対なのか?
泉南のことであっても、手続き上、出す必要もない意見書を、阪南市長は出したが、違法だから、意見書を出したのか?
まだ、土砂条例の手続きに入る前の段階で、泉南の事なのに「広報はんなん」にも情報が掲載されて、影響住民に情報を周知した。
これも、『合法だけど、異議アリ』なんだろ?
で、阪南の(仮称)阪南市西部丘陵地区産業集積用地造成事業(切土96万㎥、盛土330万㎥、盛土の内・搬入土砂237万㎥、影響河川は茶屋川と田山川で東新池まで120m、谷筋最初の住金団地まで600m、海まで1.5kmのあいだに下荘集落がある、ちなみに熱海土石流は海まで2km)は、いったい何?
阪南の地元の事なのに、すでに正式な環境アセスの手続きにはいっているのに、阪南市役所はまったく地域住民に内容を伝えず。
阪南市の総合計画まですでに変えて、これから阪南市のマスタープランを変えて、地区計画を作るのに。阪南市が、しっかりと進めているのに。
こんな差別的な扱いを、阪南市の下荘地区の住民にしていていいのか?
私は、237万㎥も、私の頭の上に土砂を外から持ってきて、盛られるのはイヤだと言っている。次の世代にも、そんなもの残せないと言っている。
和歌山の滝畑地区の産廃や、泉南の(仮称)信達郷共有林野組合の森林復旧景観事業と、同じように、『合法だけど、異議アリ』で、何がダメなんだ?
阪南市の下荘地区は、それすら言わせてもらえないのか?
これ、ホンマもんの差別事象だろ。
環境アセスの2回ある内の1回目の意見書の提出が、昨日10月31日で終了した。
すでに、第1回環境アセスの審議会が、10月31日に開催され、(仮称)阪南市西部丘陵地区産業集積用地造成事業(搬入土砂237万㎥)について、突っ込んだ審査がもうすでにされている。これは、オンラインでも視聴できた。これから、議事録など公開される。もうすでに、こんなに進んでいる。阪南市民の99%くらいが知らないなかで。
もう一度いうが、泉南の(仮称)信達郷共有林野組合の森林復旧景観事業は、まだ手続きに入っておらず、手続き前で、阪南市のあの扱いだ。
この差別的な取り扱いの違いは、なんなんだ?
今後、『地元同意』が問われる。『事業の是非が決する』開発許可の『地元同意』も、森林法の『地元同意』も、合法だから同意しなければならないという理屈はまったくない。
みんなの思いだけで、この事業は止まるんだ。
嫌なら、同意しない。
そこに、合法や違法は、関係ない。
合法だからやらなければならない、こんな事言ってるの、議員の「先生」だけ。財政が悪化しているんだから作るのは当然というのも、議員の「先生」だけだ。作り方の問題だ。それに、住民に知らせない、住民の声を聞かない、住民の頭の上に237万㎥・東京ドーム2杯分の土砂、危ないだろう。しかし、財政のためだ、金のためだ、市民の命は関係ないって、そんなの役所でもなければ、議会でもないだろう。まったくの本末転倒だ。
そして、何度も言っているが、選挙を経る者たちのなかで、誰が、この10年間和泉山脈に237万㎥の残土処分場の民意を得ているんだ?
私は、役所はジャッジする立場を死守すべきで、一民間事業者の手先になって動き始めたら、もう役所ではないと思う。
例えば、ある自治会長さんは、府に提出する意見書を市長にも渡したら、翌日、事業者が説明に来たと。
また、環境団体の方は、公表していない電話番号に事業者から電話がかかってきたと。
阪南市役所の個人情報の取り扱いは、いったいどうなっているんだ?個人情報を一事業者に売り渡しているのと同じじゃないか。もう、役所じゃないだろう、ここまできたら。
阪南市役所は、一民間事業者の一つの部署であって、公共ではない。
市長の意見書を作成するのに約400万円の阪南市予算。これって、大阪府の環境アセスのトータル年間予算(部隊と複数名の審査委員の報酬、会場代など)よりも多い予算額。10年間の残土処分場はアカンやろという市民の声は無視して、「これはやらなければならない」って言うのに、どんなけ予算計上してんねん。
http://doitatsuya.world.coocan.jp/index.htm
ホンマ、異議アリ! です。
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