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昨日の神奈川県臨時特例企業税条例の裁判過程(最高裁までいきました)で、
片山善博氏(元鳥取県知事)の意見書から、心に留めておきたいと思った言葉を抜粋。
「・・・妥当性については、本来、議会がチェックすべきであるが、長が提案したものをほとんど議論せずに成立させてしまう場合、・・・地方議会が憲法その他の法令との整合性をチェックし、納税者の権利を守るという本来の機能を果たし得ない事案・・・地方団体による納税者・住民に対する権力行使は謙抑的であるべき・・・」
(東京高判平成15年1月30日甲275号証)。
ミクロ的には、阪南市の問題。
マクロ的には、教育・保育・子育て予算の問題。
今、目先の矛盾で精一杯ですが、これでは現場はあまりにも不幸すぎる。
市町村合併でも、解決する問題ではない。
先ほどの阪南市のホームページには、
「15人中12人の市会議員の賛成を得ている」ので、このまま進めるとの記載。
議事機関(市議会)の議決を経ているとのことですが、
しかし、例えば、
神奈川県臨時特例企業税条例の裁判では、たとえ議会の議決を経ていても、違法なものは違法の判断。
そして、議会の議決を経ていても、住民の意思と違う判断については、地方自治法上も担保していて、直接請求制度(リコールや条例の制定改廃)や住民監査請求・住民訴訟の制度が設けられているわけで、今回の署名がそれらに基づかないといっても、もう結果は見えているほどの数だったのだから、考えない訳にはいかないはず。
それに、もう本年10月30日に、市長選挙が迫り、これも結果が分かってしまうほどの署名人数だった訳ですから、冷静な判断をすべきだと思います。
それまでの間、住民の意思とズレまくって、市政運営・経営を続ける、この件を進めるということが、あまりにも合理的判断を欠くものと思えてなりません。
もう不毛な意地をはらず、見直しを行って頂きたいと思います。
それがダメなら、出直し市長選挙を早急に行うべきでしょう。
この件を、このまま続ける根拠が、見直す根拠よりも、希薄すぎます。
阪南市の見解↓↓↓
http://www.city.hannan.lg.jp/info/1463645645137.html
阪南市のホームページに掲載されている阪南の選挙で、署名人数以上の得票を得た人たちは、橋下とおる氏、松井一郎氏、長安たかし氏しかいません。
すでに、結果は出ています。
これ以上、不毛な意地をはらず、計画の見直しを行ったらどうでしょうか?
本当に、市民が不幸です。
宜しくお願い致します。
本日の府政報告書5月号の配布は、泉南市の和泉砂川駅頭でした。
午前中、資料の準備や報告書の印刷・折り、日程調整など。
昼から夕方まで、大阪府営せんなん里海公園の整備、活用について、団体さんのご意見を頂戴しました。多くの方々から、宝の持ち腐れであると。駐車場料金・時間など、様々な観点からのご指摘。
以前、グランドゴルフの団体さんからは、別の観点からのご指摘。利用について、不満をお持ちの方は、とても多い。
夜は、泉南交通安全協会の総会後の懇親会。ずっと、総会が続きます。
懇親会では、阪南の幼稚園のお話し。賛成というか、じゃぁ、どうするのか?アカンのは分かっていても・・・、という方から。みんな悩み続けている点。さすが、かなり深い。
泉南市のトランポリン協会のお話しも。砂川厚生センターの体育館の使用について。現在、協議中です。
岬町の保育所の変遷について、例えば、深日保育所と多奈川保育所の統合話(多奈川へ統合)から現在の小学校活用形への変遷について、岬町の方々からお話しも伺いました。
山中渓の活性化のお話しもありました。
交通安全のお話しがメインですが、みなさん、お住まいの地域の活性化について、こんな案はどうだと、こんなこと知っているかと、色んな話ができて、大変有意義な一日でした。
ありがとうございました。活かして参ります。
是非を問う住民投票を求める署名数のスゴさについて、先ほど、記載しました。
結果として、
住民の意思は、
このまま、この件を続けるな、ということです。
議会の議決も、住民の意思に沿うものではなかったということです。
だから、本日の結果を受けて、
1、計画の見直しを真摯に行う
あるいは、
2、住民投票を行う
または、
3、出直し市長選挙を行うなど
住民の意思からズレているので、早急に、市政について信任を得る手続きに入るべきです。
このまま続けることは、許されません。
阪南市で、
約12,600人のスゴさは、
過去の阪南の選挙では、
現在の市HPを見る限り、
橋下とおる氏、松井一郎氏、長安たかし氏、以外誰もいない。
子ども館の是非を問う住民投票を求める署名人数、スゴい人数です。
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