昨日、大阪府議会5月定例会が閉会。
最終日は、採決。
本来、選挙区割の議案が、メインイベントのはずが、情報公開条例改正と再議がメインイベントに。
見事なすりかわり。裏金問題から政務調査費問題にすりかわったことがありましたが、いや〜お見事。
また、こっちとあっちの議案の取扱い(討論など)の対照的で精度の高さ(会派が違うのに連携・チーム)など、一日の物語(シナリオ)が、高い完成度を誇り、美しい。
問題のすり替え、一つひとつのバートの精度の高さ、オーケストラに例えれば、まず、作曲者の曲が良くて、完成度が高い。次に、指揮者のもと、オケの各パート(各会派)の見事な連携と調和。
奏でるハーモニーの美しさに、感動を覚え、余韻が残る。
しかし、指揮者がよく分からない。作曲者も。
非常に優秀な方(方々?)であることは、分かる。
もはや、各会派(大阪府庁含む)は一つのチームと化している。
完膚なきまでにやられた。サンドバッグ状態。
それでも、間違っているものは、間違っている。
維新も、完全に、読み間違えているな〜
あるいは、物語全体の一部で配役を演じさせられてるのかな〜
手のひらで転がされながらね。
維新はと言われるが、この現代の「大政翼賛会」も、なかなかのものでしょう。
府議会の自〜共までの一体化・一つのチーム化。
作曲者は府幹部、指揮者は岩見さんとか、豊かな経験者かな?
サンドバッグ状態でしたが、スゴいものを見たね〜
いや、見せつけられたか。
昨日一日は、どちらにも振れる可能性があった。あちらも、相当ナーバス。結局、維新がしっかりと闘えていないことに尽きる。もっと、伝えなければならないことはあったし、相手の大政翼賛会の方がおかしいこともたくさんあったし、維新の方が正しいことがたくさんありながら、100対0で、負けた。理論武装のポイントが違う。チームで共有すべき問題意識も、闘うべきポイントもズレている。残念だ。
う〜ん、これも少し違うのかな。闘えるチームではなくなっているということか。「お前だけの意見で、云々かんぬん」、「戦略本部会議で決まったことに従え」。これでは戦えないと、闘うための原稿を考えていたら、いらんことするなと。結果、100対0で負けながら、会派が分裂しなくてよかったと。
やっぱり、内の問題ですね〜、すでに闘えるチームではなくなっているということか。大きな人数を維持することが最優先事項で、闘うことまで手が回らないということか。では、何の為の大所帯なのか?
政策で集まらないといけないのは、こうならないためだったのにな。
内部調整をしているうちに、本来の闘いが軽くなり、見失われていっているのか?みんなの意見の総論・各論まで配慮したら、それでよくて、本来の闘いをどうするかはどうでもよくなっているのか?
打開策はね〜、ナイショです。
大阪維新の会って、何をする集団なんですか?
ということ。
新たな価値を、新たな知見を、旧態依然とした状況に問い続ける。次世代のために、人口減少社会に対応したシステムを問い続ける。それだけ。
あと、組織・組織の運営って、難しいですね。みんなの意見丁寧に聞いていたら、素晴らしいのかというと、違う。「道を拓く」という観点から、組織を見れば、リーダーシップが必要。しかし、リーダーシップを独裁だと言われるし。リーダーシップと独裁の違いって、何かな?現実の現場で、こんなの違いあるの?例えば、危機的状況の中でのリーダーシップって、独裁だけど、独裁とは批判されない。議員としては、一匹狼なので、このあたりのことが疎いんだな〜
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