泉南浄水池と紀ノ川大堰
決算委員会が、始まっています。最初は、企業会計から。まちづくり会計や水道会計などがあります。私が取り上げるのは、阪南スカイタウンと紀ノ川利水。
紀ノ川利水は、水需要の見直しで、今年、「中止」の方針が示されました。紀ノ川利水は、大阪南部の危機管理的な側面が強いのですが、これも水需要次第。需要上、必要ないものは、作らない、作れない。危機管理面は、どこにいってしまったのか?
様々な選択肢を確認しましたけれど、すべては、水需要とお金に行き着くんですよね。
そういう思いで、昨日は、阪南市にある『泉南浄水池』へ。
そして、本日は、『紀ノ川大堰』へ。
隣に建設されている資料館や『魚道』にも足を運んで、紀ノ川の洪水や治水の歴史、自然に配慮した『魚道』、見学した子どもたちの文章などを読みまして、感慨深く帰ってまいりました。
昨日の『泉南浄水池』で、水道部の方々が、「我々は、縁の下の力持ちなんです。蛇口をひねって水が出るのが当たり前で、万が一のことが起こればお叱りを頂戴します。日々問題が生じ解決しますが、誰にも褒められない存在なんです」と。
この施設、すごいんですよ。でも、浄水関連施設はテロ対象になる施設なので、セキュリティや細かな事は申せません。水道水に毒を混入されたら、大量殺人が可能になってしまいますので。
紀ノ川利水中止も、阪南には影響のある話。浄水場用地など、まだ私が市議時代に大阪府への売却の議案に、議会で賛成した記憶があります。浄水場用地は、阪南にあるんです。
水道については、現在の議論全般にわたって、非常に複雑な心境であります。
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